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飲食店の客単価を1.5倍に!小さな店でも今日からできる10の実践アイデア

  • 執筆者の写真: すぐメシくんコラム編集部
    すぐメシくんコラム編集部
  • 5月26日
  • 読了時間: 9分

更新日:5月27日

「人件費や仕入れ値が高騰して、全然利益が残らない…」

「客数はそこそこ来てるのに、売上が伸び悩んでる…」

——そんな悩みを抱えていませんか?


でも実は、“ほんの少しの工夫”で客単価は大きく変わります。しかも、特別なスキルや大きな投資が必要なわけではありません。


このページでは、小さな飲食店でも今日から実践できる「客単価アップ」の具体策を10個ご紹介します。どれも再現性が高く、すぐに取り入れられる内容です。



なぜ今、飲食店が客単価を上げる必要があるのか?

以前は「お客様を増やせば売上も上がる」という時代でした。しかし、今の飲食業界はその前提が通用しなくなってきています。「客数」だけに頼った経営には、限界があるのです。


現在の飲食店経営を取り巻く3つの変化

  1. 物価・仕入れコストの上昇 → 食材価格や運送費は年々高騰し、原価率を維持するだけでもひと苦労。

  2. 人件費・光熱費の増加 → 最低賃金の引き上げ、電気代の高騰などで「固定費」が増加。

  3. 集客の限界と競合増加 → グルメサイト上位に表示するには広告費がかかる、SNSではハッシュタグをつけても埋もれる。


顧客を増やすのにも集客費用が増えますし、混雑している店舗にさらに新規顧客が増えても接客の質が下がってしまいます。

結果的に顧客満足度が下がり、リピーターに繋がらずまた広告費をかけて新規顧客を待つ悪循環に…。


このような状況に陥っている店舗は少なくないのではないでしょうか?



このままでは、いくら働いても「忙しいだけで赤字」に…


実際、「週末は満席なのに利益はギリギリ…」というケースが珍しくありません。

単純に客数を増やすのではなく、「来てくれたお客様からより売上を上げる=客単価を上げる」という視点を持つことが、飲食店の持続的な経営において重要です。


客単価を上げる=客数に頼らず売上を伸ばす


「単価を上げる」というと短絡的に感じるかもしれませんが、実際にはこういった変化を意味します。


  • お客様が“つい頼みたくなる”ようなメニューを用意する

  • 価値を感じてもらえる見せ方・説明をする

  • 提案のタイミングや声かけを工夫する

  • オーダーを待たせない仕組みを作る


つまり、お客様により満足してもらいながら自然に単価を上げていくこと。これがこれからの飲食店経営に欠かせない考え方です。


 飲食店における客単価アップの基本戦略


「客単価を上げたい」と言うと、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「値上げ」かもしれません。

しかし、ただ値段を上げるだけではお客様の満足度が下がってリピートにつながらなくなるリスクもあります。

そこで大切なのが、「お客様が納得し、満足して、結果的に単価が上がる仕組み」を作ることです。


客単価=商品単価 × 注文数の視点で考える


客単価を上げるためには、以下の2つの方向性があります:


  1. 「ちょっと良いもの」を選んでもらう(商品単価を上げる)

  2. お客様に「もう1品」注文してもらう(注文数を増やす)


つまり、お客様が自然と手を伸ばしたくなるような商品設計や声かけ、見せ方がカギになります。


たとえば:

  • 「ランチに+150円でミニデザート付きにできますよ」

  • 「このハンバーグ、実は“国産牛100%”にグレードアップした特製版もあるんです」

こういった小さな一言や提案が、客単価をぐっと引き上げる力を持っているのです。


では、ここからは実際に、現場で成果が出ている10の実践アイデアを具体的に紹介していきます!


飲食店の客単価を上げる!今からできるアイデア10選


ここからは、実際に現場で使われて成果が出ている「客単価アップのアイデア」を紹介します。特別な知識やコストがなくても、“ちょっとした工夫”で売上を底上げできる方法ばかりです。


1. セットメニューで自然に単価アップ

例:「ハンバーグ定食に+200円でミニデザート付き」

セットメニューにすると、お客様はお得感を感じながらも、支払い単価が上がります。ドリンクやスープ、デザートなど“原価率の低いもの”を組み合わせるのがコツです。


2. トッピング・オプション提案を定番化

例:「チーズトッピング+150円」「大盛り+100円」

おすすめメニューの横に“追加オプション”を添えることで、自然なアップセルに繋げることができます。

注文時の声かけや注文意欲をくすぐるPOPの設置も効果的です。


3. 人気メニューを「グレードアップ」

例:「唐揚げ定食(+200円で味噌汁を具沢山豚汁に)」

もともと人気のメニューを少し高品質にして別商品として提供すると、選ぶ人も多く利益率が向上します。単に「グレードアップ」として表示するのではなく、「ダイエットにピッタリ」「1/2日分の野菜が摂れる」といった付加価値も提示できるとより注文に繋がるでしょう。


4. 限定メニューで“単価の高い”選択肢を作る

例:「週末限定!ちょっと贅沢な〇〇セット ¥1,680」

「限定」という言葉はお客様の背中を押します。高めの価格でも“特別感”があると選ばれやすいのが特徴。


5. クロージングトークで注文を後押し

例:「今日はデザートもよく出てますよ」「あと一品いかがですか?」

ちょっとした一言が、注文を引き出すきっかけに。スタッフ全員で“ひとこと声かけ”を習慣化しましょう。


6. 手書きPOPや写真付きメニューの活用

例:「店主のおすすめ」「1日限定5食!」

写真や手書きの温かみのあるPOPは、注文率を2~3倍にすることも。目立つ場所に配置して、見せ方で売上を伸ばしましょう。


7. 季節商品で「単価の高い旬メニュー」を作る

例:「春限定・桜えびのパスタ」「夏野菜たっぷりカレー」

季節感のある料理は単価が高くても注文されやすい。価格より“旬の魅力”で勝負できます。


8. 常連さん限定の「裏メニュー」戦略

例:「いつもありがとうございます、◯◯さんだけに特別に…」

リピーター向けの特別メニューを用意すると、単価も満足度もアップ。秘密の特別扱いは「また来たくなる仕組み」にもなります。


9. 席案内時に「おすすめメニュー紹介」を習慣化

例:「本日はこちらの炭火焼が人気です!」

お客様が注文を決める前のタイミングで「魅力的な高単価メニュー」を伝えることで、その後の選択が変わります。「美味しそう!」という気持ちを引き出す写真やイラストも忘れずに。


10. オーダーで待たせない

せっかくこれらの施策を行ってお客様が「追加注文したい」と思っても、なかなかオーダーが来なければ注文を躊躇してしまいます。

混雑時でもオーダー待ちを発生させないための仕組みづくりとして、セルフオーダー化がおすすめです。


「席数分タブレットを用意するのは難しい…」という店舗は、モバイルオーダーの導入をおすすめします。


モバイルオーダーであれば、席数分のQRコードを印刷して設置するだけで、お客様がご自身のスマートフォンから注文可能です。

お客様のタイミングで注文できるため、混雑時でも人員を割かずにドリンクのお代わりや「もうちょっと食べたい」という要望に応えることができます。





モバイルオーダー「すぐメシくん」は、ITシステムに慣れていない方でも簡単に扱うことができるシンプルな設計です。

費用も月額3,300円と業界最安クラス。固定費を上げ過ぎずに人件費の削減と客単価アップに貢献できます。


無料でお試し可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。



客単価を月250円上げるシミュレーション例


正直、手法だけだとどれくらい効果があるかイメージが付きにくいのではないでしょうか。

ここでは、実際にカフェで客単価を月に250円上げると仮定し、シミュレーションをご紹介します。


店舗例

  • 地域:地方の住宅地にあるカフェ

  • 月間客数:600人程度

  • 客単価:導入前は平均930円


客単価アップ施策例


  1. ランチに+300円で「選べるデザートセット」追加 

    → デザートは小さなケーキやプリンなど3種から選べ、食後のドリンク付き。


  2. 人気の「ランチプレート」を+300円で“リッチサラダ”にグレードアップ 

    → 1/2日分の野菜が摂れるリッチサラダに変更可能にし、健康志向のお客様に対応。


  3. 手書きPOPを全テーブルに設置 

    → デザートの紹介とスタッフの“ひとこと”コメントを添えて、注文率増加。


  4. モバイルオーダーの導入でオーダー待ち時間削減

    →水のおかわりで長居していた顧客層から、ドリンクやデザートの追加オーダーが増加。


結果と数字

  • 客単価:平均930円 → 1,180円に(250円増)

  • 客単価250円 × 来客数600人 = 月15万円以上の売上アップ


つまり、客単価がたった250円が上がるだけで、月あたり約15万円以上の売上増加につながります。


モバイルオーダーの導入で飲食店の客単価を劇的に引き上げる


モバイルオーダーの導入は店舗運営業務の効率化や感染予防になるだけでなく、以下のような客単価アップ効果があります。


  • 注文の“心理的ハードル”が下がる:お客様視点で「混雑時に店員を呼ぶのも申し訳ない…」という心理的ハードルがなくなり、追加注文をしやすくなります。

  • 画像で魅力が伝わる:モバイルオーダーは画像を簡単に追加することができるため、お客様に魅力が伝わりやすくなります。

  • オプションが注文しやすい:ボタン一つでオプションが追加できるようになります。

  • オーダーミスが発生しづらい:オーダーミスが発生するとお客様は居心地が悪くなり、注文機会の損失に繋がります。

  • セルフオーダーに抵抗があるお客様もカバー:店舗側の端末を使うことで、セルフオーダーに抵抗があるお客様のオーダーも口頭で承ることができます。


とはいえ「新たにシステムを導入するとなると費用がかさむ」と心配する方も多いのではないでしょうか?


弊社が提供するモバイルオーダーシステム「すぐメシくん」は、業界最安クラスの月額3,300円で導入可能です。

オーダー要員のアルバイト(人件費3万円/月と仮定)と比較すると、実に90%もの人件費削減が叶います。


「モバイルオーダーだとお客様とのコミュニケーションが減ってしまうのではないか」との心配の声もありますが、むしろ注文に割いていた時間をメニュー紹介や提供時のお声がけ、お見送りの挨拶に回すことも可能です。


無料トライアル期間もご用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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