【飲食店集客】低予算でできる12のアイデア|差別化できる取り組みも!
- すぐメシくんコラム編集部
- 5月27日
- 読了時間: 9分
更新日:5月30日
飲食店は「集客」次第で売上が決まる、といっても過言ではないビジネスモデルです。
しかし、飲食店経営において一番難しい点も「集客」だという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな飲食店集客の基本的なアイデアを12個紹介したうえで、競合が多い現代において他店と差別化可能な取り組みアイデアもご紹介します。
なぜいま飲食店の集客が難しいのか

時代の変化で「口コミ頼り」が通用しなくなった理由
以前は「おいしい店は自然と広まる」時代でしたが、今はSNSやレビューサイトで“伝え方”が集客を左右します。実力があっても、それを発信しなければ埋もれてしまうのが現実です。
コロナ禍以降の客層とニーズの変化
コロナをきっかけに「外食」への価値観が変わり、清潔感・非接触・予約のしやすさなどが重視されるようになりました。居酒屋でも個室や換気、キャッシュレスのニーズが増加しています。
デジタル化の波
GoogleマップやSNS、モバイルオーダーや電子決済などが当たり前になった今、未対応のお店は「古い」「不便」と見なされるリスクも。特に決済方法は現金を持ち歩かない人も増えたため、「現金しか使えないなら行けない」という流れにもなりつつあります。
低予算でできる飲食店集客アイデア12選
「集客」といっても、多大な広告資金やポスティングなどの労力をかけなくても、できることはたくさんあります。
ここからは、低予算でできる基本的な飲食店の集客アイデアを12個ご紹介!ぜひ1つずつ取り入れてみてください。
▶ オンラインで集客する方法(お金をかけずに広める)
Googleマップ(MEO)を強化して“地元検索”を制す
営業時間、写真、メニューを最新に保つだけでも順位は上がります。特に写真投稿は店内や料理をイメージするために重要です。
まずはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に無料登録し、来店客にレビューをお願いするようにしてみましょう。
Instagramで「店の雰囲気」を伝える
近年はInstagramで飲食店を探す人も増えています。特に客単価が高めの飲食店では店の雰囲気やスタッフの接客態度を重視する人が多いため、店内やスタッフの様子が分かる投稿を載せるのもおすすめです。(参考:PR TIMES)
ハッシュタグも投稿数が多いビッグキーワードと投稿数が少ないスモールキーワードを併用し、効果的に集客しましょう。
1投稿10万円程度かかりますが、地元グルメを紹介するアカウントに投稿を依頼してみるのもおすすめです。
LINE公式アカウントで常連との接点を持つ
LINEで登録者に限定クーポンや日替わり情報を配信することで、来店のきっかけを作れます。
無料プランでも十分活用可能なので、「初回限定クーポン」などを効果的に活用し、LINE登録を促しましょう。
無料のグルメ系サイト・アプリに登録する
食べログ・Retty・トリップアドバイザーなど、グルメサイト内だけで店を探す客層もいるため、無料枠でもいいので掲載しておくと良いでしょう。
美味しそうな料理の写真や登録情報を丁寧に整えるだけでも、十分魅力が伝わります。
口コミが付くことでお客様視点でもお店を信頼できる情報が増えますし、万が一悪い口コミが付いても丁寧な返信をすることでかえって印象アップに繋がるでしょう。
地元メディアへの出稿
地域密着型の店舗であれば、地域誌や地元のWebサイトなど、地元メディアへの掲載も効検討してみましょう。
10万円以内で掲載できる場合が多く、広告のなかでも比較的低予算で出稿できます。
さらにその地域に住む人が多く読むため、費用対効果が高いのが特徴です。
いちごフェアや夏休みなどの季節イベントに合わせたり、読者特典を付けるなども効果的です。
▶ 店内・店外で工夫してお客さんを呼び込む
看板のキャッチコピーで「気になる店」に昇格
「本日、刺身がうまいです」「焼き鳥、魂込めて焼いてます」など、気になる一言があるだけで足が止まります。
特に毎日手書きのボードを店外に出していると、毎日変化があるため通勤・通学で目に入りやすく、印象に残りやすいです。「書くことが思いつかない!」という方はまずは天気予報から始めてみませんか?
SNSへの掲載でサービス
InstagramのストーリーやXのポストなど、SNSに掲載してもらったらドリンク1杯サービスといったサービスをすると、お客様のフォロワーに自然と拡散されます。
フォロワーは同じような地域に住んでいる可能性が高いので、その広告効果は無料でチラシを配っているようなものです。
「写真映え」でSNS掲載を狙う
誰もがSNSを活用する現代、写真映えするインテリアや意外性のあるメニュー開発も、低コストでできる施策です。
SNSに思わずアップしたくなる料理や店内であれば、こちらから広告費を払わなくても自然と拡散されます。
「チーズをかける」などの客席でのパフォーマンスを行う際に「動画など撮りますか?」などとお声がけをすることで、撮影を遠慮しがちな客層も自然と撮影しやすくなります。
知り合いの店舗に紹介カードやチラシを置いてもらう
同じ地域の店舗に、紹介カードやチラシを置いてもらうことで、店員との会話から自然と集客に繋がることもあります。
特に店員とお客様のやり取りが多いパーソナルジムやネイルサロンなどは効果的です。
▶ リピーター獲得のためのしかけ
曜日・時間限定イベントで来店習慣化
「火曜はハイボール半額」「18時まではお通し無料」など、来店を習慣化しやすいイベントを行うと固定客を生みやすくなります。特に閑散時間帯に集客できると、繁忙時間を圧迫することなく、効率的に売上を増加させることが可能です。
スタンプカードを配布
スタンプカードの配布は、再来の動機になりやすい施策です。「5回来店でデザートプレゼント」など、分かりやすくて達成しやすい設計にしましょう。
スタッフの接客を“ブランド化”して差をつける
名前を覚える、来店回数に応じた一言を添える、など「スタッフとの関係性」でまた来たくなる工夫もしてみましょう。たとえばお酒をよく飲む人なら「新しいお酒が入ったので試してみませんか?」といった声かけも、話題の一つになります。
飲食店集客の面白い取り組みアイデア5つ

基本的な集客手法は「すでに検討済み」という方もいると思います。
ここでは、競合と差がつく集客取り組みアイデアを5つご提案します。
1 音楽・落語・クイズなど「イベント系」で非日常を演出
週1回だけのイベント営業などで“行く理由”を作りましょう。会話が生まれ、記憶に残るお店になります。
2 「メニューの一部命名権」をSNSで募集して話題に
新メニューにユニークな名前を付けてもらう企画です。拡散性が高く、参加者の愛着も生まれます。
3 店内の一角をアート展示やフォトスポットに
地元のアーティストとコラボした展示で、そのアーティストのファンも集客できます。アーティストのアピールにもなるほか、地域誌やメディアに掲載するための話題づくりにもなるなど、メリットが多い施策です。
4 地元ならではのコラボイベント
地元が舞台になった作品とコラボしたり、その作品を想起させるメニューを展開。上手くいけば聖地巡礼やオフ会需要の集客に繋がります。
5 推し活・アニメ・スポーツなどの“テーマ営業日”
テーマを決めて交流できるイベントを提供するのも、話題性があり集客として効果的です。「サッカー日本代表応援ナイト」「◯◯アニメ好き集合」など、テーマ性のある営業は共感を生み拡散されやすいでしょう。
忘れがち!飲食店の集客で考えるべきこと
「集客」と聞くとその手法に目が向きがちですが、それ以前に「お客様に来てもらうとはどういうことなのか」を深掘りする必要があります。
集客手法を選ぶ前に考えるべき、忘れがちなことを挙げたので、ぜひ見直してみてください。
誰に来てほしいのか?ターゲットを明確にする
会社帰りのビジネスマン、ファミリー層、若年層、女性グループなど、まず「集客したいお客様像」をはっきりさせましょう。男性か女性か、学生かサラリーマンかなど、ターゲットによって効果的な集客手段も大きく異なります。
店の強み・魅力を言語化する
「なぜこの店を選ぶのか?」という理由を一言で説明できますか?味、雰囲気、価格、接客など、自分の店の魅力を棚卸しすることで、訴求ポイントが明確になります。
「この地域で飲み会をする場合」「平日昼間にママ友会をする場合」など、具体的にイメージして強みを考えてみましょう。
新規とリピーター、それぞれに合った施策を分ける
新規客を集めるためのアプローチと、リピーターを育てる工夫は違います。目的別に施策を切り分けることで、より効果的に集客できます。
顧客の“来店のハードル”を下げる
「中の様子が分からない」「値段がわかりにくい」「口コミがどこにも見当たらない」など、来店ハードルが少しでもあると選ばれる店になりません。施策を増やすだけでなく、来店を妨げる心理的な壁がないかを考え、ひとつずつ取り除きましょう。
「もう来たくない店」にならない
新規顧客だけではなく、リピーターを作ることも集客では重要です。
「店が汚い」「店員の私語がうるさい」「混雑時はなかなかオーダー出来ない」など、"もう行かない理由"は徹底的に取り除きましょう。
その際、自店はもちろん他店の口コミも参考になります。
特に混雑時に注文や提供が遅いと、「大事なときに使えないな」という気持ちになってしまう可能性が高いです。
お客様が自分で注文や会計をするといったセルフ式のシステムを導入することで、スタッフを他の作業に回すことができ、オペレーション改善に繋がります。
低予算で導入するなら、QRコードを用意するだけで使えるモバイルオーダーがおすすめです。
弊社が提供するモバイルオーダーシステム「すぐメシくん」は、業界最安クラスの月額3,300円で導入できます。
スタンプカードやクーポンの配布もできるため、リピーター施策にもピッタリ。
詳細な機能や活用事例など、まずは資料をご確認ください。
飲食店の集客は低予算でできる
今回ご紹介したように、飲食店の集客は低予算でできます。
また、集客をする前に以下のことを見直すことで、集客効果が出やすくなります。
ターゲットを明確にする
店の強みを言語化する
新規/リピーターに合わせて集客する
来店ハードルを下げる
もう行きたくない店にならない
「もう行きたくない店」にならないためには、注文~会計までをスムーズにすることが重要。とはいえ、店全体のオペレーションを管理するシステムを導入するとなると、予算も高額になりがちです。
そこでおすすめなのが、モバイルオーダーシステム。
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客席にQRコードを置くだけで、お客様がご自身のスマートフォンで注文できるので、端末を導入するコストもかかりません。
お客様がメニューを見て注文するので、スタッフの聞き間違いなども削減でき、お客様の不満を減らすことに繋がります。
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