飲食店の売上を伸ばすには?今すぐできる15の施策
- すぐメシくんコラム編集部
- 23 時間前
- 読了時間: 10分
「人件費は上がる一方なのに、売上はなかなか伸びない…」
「集客してもリピートにつながらない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、飲食店の売上アップに直結する“具体的な施策”を、厳選して15個ご紹介します。
小さな改善から始めたい個人経営の方にも、複数店舗を回すマネージャーにも役立つ内容です。
なぜ売上が伸びないのか?飲食店が陥りがちな3つの落とし穴

「味には自信があるのに、なぜか売上が伸びない…」そんな悩みを抱える飲食店は少なくありません。実は、売上が伸び悩む背景には、共通する“落とし穴”があるのです。
「良い料理=売れる」と思い込んでいる
確かに美味しい料理は大前提です。しかし、それだけでは集客にもリピートにもつながりません。集客が上手くいかなければ、どんなに良い商品でも「知られていない=存在しない」と同じ状況になってしまいます。
リピート施策が弱い
一度来店してくれたお客様をどう“もう一度”呼び戻すかが重要です。リピートに繋がる導線がなければ、せっかくの新規顧客も一度きりで終わってしまいます。
注文・会計のオペレーションで“機会損失”している
忙しい時間帯に注文が詰まったり、接客対応が追いつかないことで「本当はもう一品頼みたかった」というお客様を逃しているかもしれません。これは非常にもったいない機会損失です。
売上アップのカギは「来店数 × 客単価 × リピート率」
飲食店の売上は、以下の3つの要素の掛け算で成り立っています。
来店数(集客)
客単価(注文金額)
リピート率(再来店頻度)
これらをバランスよく改善していくことが、売上アップの近道です。
来店数を増やす:まずは「知ってもらう」ことから
どれだけ料理やサービスが良くても、まずはお店の存在を知ってもらわなければ始まりません。Googleマップ対策(MEO)、SNS運用、口コミ誘導など、情報発信と露出の強化がカギです。
客単価を上げる:自然に「もう一品」頼まれる仕組みを作る
高単価メニューを無理に押しつけるのではなく、お客様が自然と頼みたくなる導線づくりが大切です。メニューの見せ方や注文のしやすさ、セットやコースの提案を工夫しましょう。お客様のタイミングで注文ができるモバイルオーダーの導入により、客単価が上がったという調査結果もあるのでぜひ検討してみましょう。
リピート率を上げる:「また来たい」と思わせる体験を
1回の来店で終わってしまっては、売上は安定しづらいです。スタンプカードによる再来店の仕掛け、スタッフの対応、店内の快適さなど、「もう一度来たくなる」理由をつくりましょう。
今日から実践できる!飲食店の売上アップ施策15選
ここからは、飲食店の現場で“今日からでも始められる”具体的な施策を15個紹介します。すべてを一度にやる必要はありませんが、自店に合ったものをピックアップして実行するだけでも売上は着実に変わってきます。まずは取り入れやすいものを1つ、始めてみませんか?
集客力アップ施策
飲食店の売上アップと聞いて最初に思い浮かぶのが来店数アップのための「集客」ではないでしょうか。飲食店の売上につながり、かつ予算0円でできる施策をご紹介します。
1.Googleマップの情報整備(MEO対策)
地図アプリで検索されたときに上位表示されることで、新規顧客を獲得しやすくなります。Googleビジネスプロフィールなどを活用して、周辺で飲食店を探している人に漏れなく見つけてもらいましょう。
2.Instagram配信
近年はブラウザやグルメサイトの代わりに、Instagramで検索する人が若者を中心に一般化しています。「#博多グルメ」「#代官山カフェ」など、ハッシュタグも効果的に活用しましょう。
特にリール動画は“動き”があることで料理や店内の魅力が伝わりやすく、来店動機に直結します。
Instagramアカウントの運用が難しい場合は、グルメ系の発信をしているアカウントに宣伝してもらうのも効果的です。
3.口コミ強化
最近はグルメサイトだけでなく、Googleマップなどの口コミを見て来店を判断するのも一般的になっています。
口コミが少ない店は「人気がないのかな?」「もう閉店してるのかな?」という不安を抱かせてしまうため、積極的に口コミの書き込みを促進してみましょう。
ただし従業員によるヤラセや、「高評価を付けたら割引」といったキャンペーンで不当に評価を集めることは景品表示法5条に該当し、違反とみなされる可能性があります。
リピート率アップ施策
新規顧客を増やすことも大事ですが、何度でも来たくなるお店になることも重要。「馴染みの店」「いつでもお得がある店」になって、リピート率を増やしましょう。
3.LINE公式アカウント活用でリピート促進
初回限定クーポンなどでLINE公式アカウントに誘導し、来店後もクーポンの配布や新メニューの告知で再来店を促進することができます。
たとえば鍋料理店の「赤から」は、前月比300%の予約件数獲得につながっています。
ただし、頻度が多すぎたり顧客層にマッチしない内容が多いとブロック(配信拒否)されてしまうので、配信内容は慎重に考える必要があるでしょう。
4.顧客の記念日を押さえたDM施策
誕生日や来店記念など、その人に合わせたキャンペーンで特別感を演出することもリピート率増加につながります。
予約時にお祝いプレートのサジェスト(おすすめ表示)があると、たまたま誕生日が近いメンバーがいた際に追加で注文されやすくなるでしょう。
5.季節に合わせたキャンペーン
「歓送迎会プラン」や「花見コース」など季節に合わせたキャンペーンを配信することで、また足を運んでもらうきっかけになります。
お客様視点でも、新しいお店を探すのは大変な作業。「今日どこでご飯にしようかな」「飲み会どこにしようかな」という時に思い出してもらえるきっかけの"種まき"をしましょう。
6.回数券やサブスクを導入してみる
たとえばカフェなら「5杯分の値段で6杯分の回数券」、常連客の多い居酒屋なら「1ヵ月ビール飲み放題券」など、先払いの回数券・サブスクサービスを提供することで、確実な売上が確保できます。
客単価アップ施策
客単価を上げることで、客数を増やさずとも売上アップが見込めます。メニューの作り方や注文の仕方を工夫しましょう。
7.メニューのひと工夫で客単価アップ
たとえばお得感を感じるセット価格や数量限定商品によって、単価を自然に引き上げることが可能です。原価の低いドリンクなどとセットにするのも有効でしょう。
人気商品や他店とのコラボメニューなど、メニューにひと工夫あるとより単価アップが狙えます。
8.メニュー設計で「選ばれやすさ」を意識
お客様はメニューの中から“何を選べば良いか”を意外と迷っています。そこで、人気メニューに「おすすめ」や「No.1」などの目印をつける、視線の集まりやすい左上や中央に配置するなどの工夫が有効です。
選びやすくするためにカテゴリを整理したり、写真やイラストを活用したりと迷わせないメニュー導線を作ることで、注文数や客単価に差がつきます。
9.注文待ち時間削減で注文量増加
セルフオーダーできる環境を作ることで、混雑時でも店員を待たずにお客様のタイミングで注文ができ、注文量増加が見込めます。
モバイルオーダーやタブレット注文システムであれば、低価格での導入が可能です。
特にお客様のスマートフォンで注文できるモバイルオーダーは、基本的に初期費用をかけずに導入できます。
弊社が提供しているモバイルオーダーシステム「すぐメシくん」は、月額3,300円で即日導入可能!シンプルな画面で、ITシステムに慣れていない方でも使いやすい設計です。
今なら3か月無料で使えるため、ぜひこの機会にお試しください。
アイドルタイム活用施策
アイドルタイム(客席が埋まらない時間帯)を活用することで、単純に売上増加につながるだけでなく、繁忙時間の混雑を減らすことにも繋がります。
10.平日限定メニュー
土日祝日に来店が集中している場合は、平日限定の魅力的なメニューがあると、平日休みの層を取り込むことができます。
特にお子様連れは混雑する店を遠慮する人が多いため、平日昼は子連れ歓迎!という形式を取るのも手です。
11.昼限定メニュー
アイドルタイム限定のセットメニューを用意することで、効率的に売上を補うことができます。
ランチメニューやティータイムセットなど、既存のメニューを安くセット化することでお得感を与えつつ経費削減にもなります。
12.テイクアウトなどで売上の柱を増やす
テイクアウトやデリバリーを活用することで、アイドルタイムでも売上を確保でき、販路が広がります。また、商品を持っている場合はEC(通販)を活用してみても良いでしょう。
13.アイドルタイム限定割引
アイドルタイムだけに使える割引制度やクーポンの配布も効果的です。「18時までの来店でビール1杯無料」「14時~17時はサラダバー付」など、こちらも既存のメニューで効率よく売上アップが叶います。
回転率アップ施策
14.会計の効率化
レジに行列ができると回転が滞ってしまい、そもそもレジに人員が割かれると注文や提供が遅くなります。
セルフレジや卓上会計端末を導入することで、退店がスムーズになります。
15.モバイルオーダーで回転率向上
来店前の注文や座席からの非対面注文を可能になればオーダーを取るための人員が不要になり、調理や提供に人員を確保できるため、回転率が上がります。
さらにオーダーミスや漏れも発生しにくいため、お客様とのトラブル削減にも繋がります。
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お客様がテーブルにあるQRコードをスマホで読み取って注文するために必要な機能のみに厳選しているため、シンプルで使いやすいシステムとなっています。
飲食店の売上アップにつながった施策例

モバイルオーダーをはじめとする“仕組み化”によって、実際に売上アップを実現した飲食店の具体的な事例をご紹介します。
餃子の王将:テイクアウト強化で売上過去最高を記録
株式会社王将フードサービスでは、2020年のコロナ禍以降にテイクアウト専用窓口の整備やアプリからの注文受付を強化。これにより感染を懸念する層だけでなく在宅ワークが定着した家庭や子育て家庭にも浸透しました。
その結果好調が続き、2025年3月期第3四半期決算では前年同期比7.8%増と過去最高を更新し、4年連続で増収達成となりました。
麺屋 和(東京都):LINE連携と注文効率化で平日来客数が30%増加
東京都内のラーメン店「麺屋 和」では、LINE公式アカウントと連携したモバイルオーダーを導入。友だち登録数が1,000人を超え、注文もスマホから可能になったことで、オーダーミスが減少し、平日の来客数が平均30%増加しました(出典:ivygain.co.jp)。
焼肉の和民:注文ミス・待ち時間の削減で年間来店数10万人超
ワタミ株式会社が展開する「焼肉の和民」では、モバイルオーダーの仕組みを導入。
LINE連携と合わせて、注文から提供までの流れがスムーズになり、オーダーの取りこぼしも削減できました。結果、年間10万人以上の来店と数億円規模の売上アップを達成しました。
(出典:mico-cloud.jp)
これらの事例からもわかる通り、モバイルオーダーの導入は「客単価アップ」「リピート促進」「人手不足対策」といった複数の課題を一度に解決できる施策です。
他のオーダーシステムなどと比較しても、お客様のスマートフォンを使用していただく分、導入費用も抑えることができます。
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