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【保存版】飲食店のSNS集客術|今からでも遅くない活用法

  • 執筆者の写真: すぐメシくんコラム編集部
    すぐメシくんコラム編集部
  • 5月27日
  • 読了時間: 11分

更新日:5月30日

「SNSやった方がいいって言われるけど、集客のイメージがない」

「Instagramはいまさら始めても遅いのでは?」


このように悩む飲食店オーナーさんは多いのではないでしょうか?


今の時代、飲食店を探すときにSNSを使う人が増えており、特にInstagramは“無料でできる集客ツール”として強い味方になります。

ただし、なんとなく始めるだけでは思ったような効果が出ないのも事実。


この記事では、SNS初心者でもすぐに実践できる投稿ネタや設定、ハッシュタグの付け方を解説します。

「難しそう」と感じている方でも大丈夫!

よくある失敗とその対策も解説していますので、安心して読み進めてくださいね。





なぜ今、飲食店にSNS集客が必要なのか?




昔はグルメサイトや口コミに頼っていた集客も、今では大きく変わってきました。特に20代〜30代の若い世代は、SNSでお店を探すのが当たり前になっています。

さらに40~50代でも女性を中心にInstagramを活用している人が増え、今後ますます飲食店のSNS活用は重要になりそうです。


GoogleよりもInstagramで店を探す人が増えた

「○○駅 カフェ」でGoogle検索するのではなく、Instagramの検索欄で「#地域名+カフェ」などとハッシュタグ検索する人が増えています。

これは、写真でお店の雰囲気や料理が一目でわかるから。

友人やインフルエンサーの投稿で魅力を感じて「今度行ってみよう!」と保存し、知人と集まる際に提案するケースも多いです。



広告費ゼロでできる、コスパ最強の販促手段

チラシや雑誌広告にはコストがかかりますが、SNSは無料で始められるのが魅力。

さらにうまく運用すれば、継続的に新規顧客を集められる「資産」になります。


「行きたい!」を生むのは、“共感”と“人柄”

SNSでは、ただ料理を紹介するだけでなく、お店のこだわりや日常、スタッフの人柄まで伝えることができます。「この人がやってるお店なら行ってみたい」そんな“共感”から来店が生まれることも少なくありません。


特に近年は「共感マーケティング」「感情マーケティング」という言葉もあり、好感度と売上には相関があると言われています。(参考:マーケティングにおいて、共感が新たなデータであることを示す11の統計値


飲食店集客に使えるSNS

Instagram(インスタグラム)

画像や動画といった視覚的なコンテンツでお店の魅力を伝えることができる、飲食店のSNS集客の王道です。

ストーリー機能で期間限定メニューや、営業時間や混雑状況といった最新情報も発信できます。

ハッシュタグでの検索も活発なため、特定のターゲットに情報を届けられる点も特徴です。


Facebook(フェイスブック)

30代~50代への情報発信に強く、地域イベントや特別なプロモーションを多数のフォロワーに周知するのに適しています。店舗の詳細な情報やメニュー紹介、さらにはユーザーからのレビューが集まりやすいのも特徴です。

同じMETA社が運営するInstagramと比較して、よりビジネスライクな印象も与えられます。


X(旧Twitter)

テキスト中心の発信方法で、1投稿あたり140字まで入力することができます(無料プランの場合)。

最新情報の発信に特に優れており、急な休業や混雑情報など、すばやく伝えられる点が特徴です。

また、Instagramと比較して拡散性が高く、投稿が話題になれば遠くからのお客様を集客するきっかけにもなります。


TikTok(ティックトック)

1分以内の短尺動画コンテンツがメインで、若者を中心にユーザーが多いです。

調理風景やスタッフの紹介など、動きのあるコンテンツでユーザーの関心を引くことができます。

コント形式でスタッフの雰囲気を発信している飲食店も、居酒屋を中心に多いです。


Threads(スレッズ)

Instagramアカウントに紐づけられた、XのようなテキストベースのSNSです。

2023年7月に公開されたため法人ユーザーが少なく、早期に活用することで競合との差別化が計れるでしょう。

また、現状Xと比較してフォロワーの少ないアカウントでも拡散されやすいのが特徴です。

InstagramにもThreadsの投稿がサジェスト(おすすめ表示)されることがあるため、投稿しておいて損はないでしょう。


飲食店SNS集客の王道はInstagram!その理由は?


飲食店が定期的に運用しているSNSの割合は以下の通りです。


  • Instagram:79.1%

  • Facebook:47.1%

  • X(旧Twitter):26.2%


さらに、集客面で最も効果が得られたと回答されたSNSもインスタグラムが48.4%と断トツ。

このデータから、飲食店のSNS集客においてInstagram(インスタグラム)は特に効果的なプラットフォームとして活用されています。(参考:PR TIMES


その理由は主に以下の3点です。


1. 視覚的な魅力で料理の美味しさを伝えられる

Instagramは写真や動画を中心としたSNSであり、料理の見た目や店内の雰囲気を直感的に伝えることができます。美味しそうな料理の写真や、居心地の良い店内の様子を投稿することで、ユーザーの興味を引きやすくなります。


2. ハッシュタグで新規顧客にリーチできる

「#地名+ランチ」や「#カフェ巡り」などのハッシュタグを活用することで、特定の地域やジャンルに興味を持つユーザーにアプローチ可能です。これにより、確度の高い新規顧客の目に留まりやすくなります。


3. ストーリーズやリールでリアルタイムな情報発信が可能

Instagramのストーリーズ機能を使えば、日替わりメニューや本日のおすすめなど、リアルタイムな情報を手軽に発信できます。また、リールを活用することで、調理風景やスタッフの紹介など、動きのあるコンテンツでユーザーの関心を引くことができます。




飲食店がInstagramを開設したらやるべきこと


飲食店の集客用にInstagramアカウントを運用する際、プライベートアカウントとは少し違う点があるので注意しましょう。


プロアカウント(ビジネスアカウント)への切り替え

Instagramでは、ビジネス向けの「プロアカウント」に切り替えることで、集客や分析に役立つ機能が利用可能になります。


どのような投稿が保存されやすいか?フォロワー外までどれくらい見られているか?など、今後の投稿に活かしましょう。

また、プロアカウントに切り替えることで、広告を掲載することも可能になります。


以下はプロアカウントでできることの例です。


  • インサイト機能:投稿ごとの閲覧数やフォロワー比率などの分析データが閲覧可能

  • 広告機能:費用を払ってInstagramアプリ内に広告を配信

  • ショッピング機能:投稿から直接商品の購入が可能

  • 連絡先表示:プロフィール欄に電話番号や住所などを掲載可能


プロフィール情報の最適化

プロフィールはお店の第一印象を決める重要な要素です。

連絡先や住所などの情報が充実していることで、ユーザーが来店を判断しやすくなります。

以下のポイントを押さえて設定しましょう。


  • プロフィール写真: 店舗のロゴや看板メニューの写真を使用。

  • ユーザーネーム: 店舗名や業態がわかるものに設定。

  • 名前(ネーム欄): 店舗名と業種を明記(例:東京カフェ|自家焙煎コーヒー)。

  • 自己紹介(BIO): 店舗の特徴やこだわりを簡潔に記載(150文字以内)。

  • リンク(URL): 予約ページや公式サイトのURLを設定。

  • カテゴリ: 「レストラン」「カフェ」「居酒屋」など、業態に合ったカテゴリを選択。

  • 連絡先情報: 電話番号、メールアドレス、住所を入力。

  • アクションボタン: 「予約する」「注文する」などのボタンを設定し、ユーザーが直接アクションを起こせるようにします。


今日からできるInstagram活用法10選

ここからは、今すぐできる飲食店のInstagram活用術を10個紹介します。


1. 料理写真は「寄り」で撮る&自然光を活用

料理の魅力を伝えるには、アップで撮影し、自然光を利用して明るく美味しそうに見せることがポイントです。窓際の席など、光が差し込む場所で撮影すると効果的です。


2. スタッフの顔出しで「安心感」をプラス

スタッフの笑顔や働く様子を投稿することで、親しみやすさや安心感を与え、来店のハードルを下げることができます。


3. ストーリーズで「今日のおすすめ」を発信

日替わりメニューや本日のおすすめをストーリーズで紹介することで、リアルタイムな情報提供が可能です。24時間で消えるため、気軽に投稿できます。


4. 「#地名+ランチ」など地域密着ハッシュタグを使う

「#渋谷ランチ」や「#大阪カフェ」など、地域名を含むハッシュタグを活用することで、近隣のユーザーにリーチしやすくなります。


5. 店の裏側を動画で見せる(仕込み風景など)

料理の仕込みや調理風景を動画で紹介することで、臨場感やこだわりを伝えることができます。普段は見えないお店のこだわりポイントと共に発信することで、より魅力が伝わります。


6. ユーザーの投稿をリポスト(UGC活用)

お客様が投稿した写真や感想をリポストすることで、信頼性や共感を得ることができます。ハッシュタグを指定して投稿を促すのも効果的です。


7. 価格帯別にコースを紹介

見た目が魅力的でも、どれくらい料金がかかるか不安に思うお客様もいます。あまり料金に関して発信している飲食店アカウントは多くないため、誠実な印象を与え差別化に繋がるでしょう。


8. キャンペーンや割引をストーリーズハイライトにまとめる

期間限定のキャンペーンや割引情報をストーリーズで発信し、ハイライト(ストーリーの固定投稿)にまとめておくことで、いつでも確認できるようになります。


9. フォロワー参加型のアンケートや投票を実施

ストーリーズのアンケート機能を使って、新メニューの候補を投票してもらうなど、フォロワーとの双方向のコミュニケーションを図ることができます。


10. プロフィールの「地図・予約リンク」を整備する

プロフィール欄に店舗の住所や予約リンクを明記することで、ユーザーがスムーズに来店や予約を行えるようになります」


SNS集客で迷う「ハッシュタグ」の使い方




ハッシュタグで集客に繋がるのは分かっていても、実際にどのようなハッシュタグを付ければいいか迷いますよね。

ここからは実際にInstagramで発信活動をしている筆者が、ハッシュタグの付け方のポイントを解説します。


地域は狭く設定

たとえば「#福岡グルメ」でハッシュタグを設定することで、福岡全域に情報が届くと思う方もいるかもしれません。

しかし実際に「#福岡グルメ」で検索して見ると、表示されるのはフォロワーが多い人の投稿や再生数が多い投稿ばかりです。


閲覧数が少ないうちは、「〇〇市グルメ」「〇〇駅カフェ」「〇〇エリアレストラン」など、狭い地域でハッシュタグを設定した方がターゲットに届きやすくなります。


投稿内容に関連するキーワード

「グルメ」「カフェ」などに限らず、投稿内容やお店の用途に合わせたハッシュタグも効果的です。

たとえばJAZZバーであれば「#ジャズが流れるお店」、子連れのお客様が多いカフェであれば「#子連れカフェ」など、


どのようなハッシュタグがあるか分からない場合は、競合店のハッシュタグや、グルメ系インフルエンサーの投稿を参考にしましょう。


ハッシュタグごとの投稿数もチェック

ハッシュタグで検索すると、そのハッシュタグでどれくらいの投稿があるかの件数が表示されます。

その件数が1万件を超えると埋もれてしまう可能性があるため、1万件未満のハッシュタグも付けてみましょう。


ハッシュタグの数は何個が正解?

結論から言うと、「30個以内」かつ「投稿と関連のあるもの」であれば何個でも問題ありません。フォロワーが多い発信者は、ハッシュタグを付けずに投稿している方もいます。


Instagramでは、1投稿につき最大30個のハッシュタグを設定でき、ハッシュタグが多いほど検索で見つけてもらえる可能性は高まります。

ただし投稿内容と関連のないハッシュタグを付けると、スパムだとみなされる可能性も高まってしまう点に注意が必要です。(例:居酒屋の投稿なのに「#転職活動中の人と繋がりたい」など)


Instagramの公式発信では3~5個が最適という話もありましたが、フォロワーが少ないうちはハッシュタグが少なければなかなかフォロワー外に露出しないのも現実。

投稿内容やターゲットに関連があるハッシュタグは、積極的に活用して問題ないと言えそうです。


SNS集客のデメリット

「SNSってなんか怖い…」という方もいるのではないでしょうか?

実際に、飲食店がSNS集客を行う際のデメリットも見てみましょう。


1. 継続的な運用が必要

投稿が止まってしまうと「閉店したのかな?」と誤解されたり、フォロワーが離れてしまうことも。思いつきで始めて放置するのは逆効果になりかねません。


2. 写真や文章にセンスが問われる

飲食店の場合、料理写真の「美味しそうさ」や店内写真の「雰囲気」が重要。撮影機材はスマートフォンでも構いませんが、構図や明るさ、色味など、ある程度写真撮影のスキルが必要になります。

また、文章の内容次第で魅力が伝わりやすくなる半面、誤解を生む可能性も否定できません。


3. 炎上やクチコミのリスク

コメントへの対応を誤ったり、投稿内容が誤解を招くと、思わぬトラブルにつながることもあります。とはいえ、基本的なマナーと誠実な対応を心がけていれば過度に怖がる必要はありません。



SNSの活用で飲食店集客を効率化しよう!


飲食店の集客において、SNSは今や欠かせないツールとなっています。特にInstagramは、視覚的な魅力を活かして料理や店舗の雰囲気を伝えるのに最適です。

今回ご紹介したポイントや活用法を抑え、コスパ良く集客してみてくださいね。


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