【無料あり】飲食店向け広告25種!失敗しない広告運用のコツも解説
- すぐメシくんコラム編集部
- 6月4日
- 読了時間: 13分
「広告って大規模な店舗がやるものでしょ?」
「広告費が全額無駄になるのが怖い…」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
今の時代、無料で始められる広告手段もたくさんあります。
さらに、広告といっても「SNSの投稿」や「Googleマップの整備」など、日々のひと工夫で十分効果が出るものも。
この記事では、
飲食店におすすめの広告手段を25種類
初心者でも失敗しにくい広告運用のコツ
を分かりやすく解説していきます。
「今すぐは広告費をかけられない…」という方も、まずは低予算でできることから始めてみましょう!
【意外と勘違い!】そもそも広告とは?
「広告」と聞くと、新聞折り込みのチラシやテレビCM、Webサイトを見ているときに飛び出てくるバナーなどを想像する方も多いかと思います。
「広告=邪魔なもの、うっとおしいもの」というイメージや、「広告は儲かっているお店が多額の費用を払って載せるもの」と思っている方も多いのではないでしょうか?
実は「広告」の定義は幅広く、「あなたのお店の存在や魅力を、まだ知らない人に伝える手段」全般のことです。
【広告の例】
新聞広告
テレビCM
雑誌広告
Web広告
SNS広告
ですので、必ずしも多額の予算がかかるわけではなく、むしろ無料で掲載できるものもあります。
また、Webサイトやコンテンツを閲覧しているユーザーに邪魔にならない形の広告も多いです。
飲食店に広告が必要な理由
① 競合が多すぎて埋もれやすい
新しいカフェや居酒屋は次々とオープンしています。特に都市部では、近くに似たようなお店が何軒もあるなんてことも。
「知られてすらいない」状態では、どれだけ良いサービスも意味を持ちません。
② グルメサイトやSNS検索が当たり前に
お客様は今、特定のグルメサイト内やSNS(主にInstagram)内でお店を探すことが多いです。
つまり、「そこに出てこない店=選ばれない店」になっていく懸念があります。
③ リピーターだけでは経営が安定しない
常連さんがいてくれるのはありがたいことですが、新規客が減るとじわじわ売上は下降します。広告は、「初めてのお客様」との接点を作る手段。その中からリピーターになってくれる人も現れる、という流れが大事です。
【無料】で始められる飲食店向け広告13選
ここでは、費用ゼロで始められて効果も期待できる広告手段を13個紹介します。
1. Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)
Google検索やGoogleマップで表示される、「お店の情報枠」。実はGoogleビジネスプロフィールというサービスで無料で掲載できるのです。
営業時間・メニュー・写真などを充実させるだけで、検索からの来店がグッと増えます。
口コミも掲載できるため、お客様には積極的に口コミを促しましょう。
2. Instagramの店舗アカウント運用
Instagramで料理写真、店内の雰囲気、スタッフの様子などを発信することで、無料で店の魅力を伝えることができます。地元ユーザーからの発見につながりやすく、ハッシュタグや位置情報の活用がポイントです。
詳細な運用方法はこちらの記事をご覧ください。
3. グルメサイトへの掲載
食べログやホットペッパーグルメを始めとしたグルメサイトは、基本的な情報の掲載のみであれば無料であることが多いです。特定のグルメサイト内だけで店を探す層もいるため、掲載しておくだけでも機会損失を避けることができます。
4. 無料ブログでの情報発信
新メニューの開発秘話やこだわりの食材紹介などを文章で発信。SEO対策にもつながるので、「地域名+ジャンル」での検索流入も期待できます。
noteやはてなブログ、アメブロなど、無料で掲載できるブログサイトを活用してみましょう。
5. UGC活用(お客様の投稿をシェア)
UGC(User Generated Content)とは、ユーザーが作成したコンテンツのこと。
お客様がSNSに投稿してくれた内容を、店舗のアカウントでシェアしてみましょう。実際の来店者の声は客観的な意見として信頼されやすくなります。
6. LINE公式アカウントの開設
予約受付やキャンペーン配信に活用可能。開設・基本運用は無料で、クーポン機能もあるためLINE登録者には無料で広告を配布できます。
7. 地域系サイトの無料掲載枠
「○○市の飲食店まとめ」系のサイトに、無料で掲載できるケースもあります。個人や小規模法人で運営しているサイトなどは、問い合わせてみる価値ありです。
8. X(旧Twitter)でのリアルタイム投稿
入荷速報や突然の営業変更、空席情報などを即時性高く発信できます。
エンタメ系の投稿で話題になることもあり、思わぬ拡散力を発揮することがあります。
9. 店舗前のブラックボード・立て看板
店舗前のボードは、お店の前を通る人に対しての“超ローカル広告”といえます。手書きの温かみとアイキャッチ効果で、思わず足が止まる人も。
毎日変化があることで、毎日通る人の目に留まりやすくなります。
10. 無料チラシ設置
自分で印刷したチラシを店内や知り合いの店・施設などに置いてもらうことで、予算をかけずに広告活動ができます。
パーソナルジムやネイルサロンなど、スタッフとお客様の会話が多い店舗だとより有効でしょう。
11. Googleマップの口コミ促進
Googleマップ上で飲食店を探す人も増えています。
その際、口コミの数=客観的な信頼感に直結するため、お客様に口コミの投稿をお願いするようにしてみましょう。
お会計の際に「もしよかったら口コミいただけたら嬉しいです」と伝えるだけで構いません。
12. メディアからのお声がけ
新メニューやイベントをWebで発信することで、メディアに拾われる可能性も。声がかかれば無料で掲載してもらえる可能性もあるため、情報発信は積極的に行うと良いでしょう。
13. DM発送
すでに住所や連絡先を取得しているお客様への、リピート施策です。
DM(ダイレクトメール)は一昔前だとハガキが一般的でしたが、最近はメルマガ形式やSNSのDM機能、LINEのメッセージも含まれています。
一度来てくださったお客様は、そのエリアに家が近かったり集まりやすかったりと、また来てくれる可能性が高いため、「再来するきっかけ」としてお得情報や魅力的なキャンペーンを送ってみましょう。
【低予算〜有料】で効果を出す広告12選
無料の広告でもある程度の集客は可能ですが、さらに安定的に新規客を増やしたい・売上を伸ばしたい場合は、有料広告の出番です。ここでは、飲食店で効果が出やすく導入しやすい12の広告手段を紹介します。
1. SNS広告(Instagram・Facebook・Xなど)
SNS広告は月額数千円からでも出稿可能です。
広告を配信したいエリアや年齢、趣味嗜好など、細かくターゲティングできるのが特徴です。
2. リスティング広告(Google広告・Yahoo広告など)
「○○駅 カフェ」など、特定のキーワードで検索した人にピンポイントで表示される広告です。
チラシやディスプレイ広告などの「たまたま表示される広告」とは違い、積極的に検索している層に直接アプローチできるのが強みといえます。
3. LINE広告
LINE公式アカウントとは別に、LINE上の広告枠に出稿するものです。LINEはいまや日本の主なコミュニケーションであり、届けたい層にきちんと届きやすい広告枠とも言えます。年齢、性別、地域、趣味・関心などでターゲティングでき、地元住民や近隣のユーザーにアプローチできるのが魅力。
4. グルメサイトの有料プラン
グルメサイトで集客力が上がったら、有料プランにグレードアップしてより集客力を強化するのも手です。
プランに応じて表示順位が上がったり、写真が大きく載せられたりします。
サイトごとに掲載できる内容やユーザーの特徴が異なるため、目的に合ったサイトを選びましょう。 主なグルメサイトはこちら。
食べログ:様々な飲食店を網羅的に掲載
ホットペッパーグルメ:利用者満足度が高い
ぐるなび:外国語の記載も可能
Retty:実名投稿の口コミが信頼される
ヒトサラ:30歳以上が多い
オズモール:コンセプトに沿ったお店のみを掲載
一休.com:質の高い顧客が多い
5. インフルエンサー依頼
飲食ジャンルのインフルエンサー(SNSの発信者)に来店してもらい、投稿内で紹介してもらう手法です。
すでに「この人の投稿なら信頼できる!」というファンが付いているため、注目される可能性が高いです。
費用は1投稿数万~10万円程度が相場ですが、フォロワーが1万人以下など少ないアカウントであれば、より低価格で依頼できる場合もあります。
6. 地域情報誌の広告
地域の駅や公共施設などで無料配布されている地域情報誌に広告出稿するという手段もあります。
インターネットをあまり使わない層や、積極的に地元の飲食店をリサーチしている層に魅力を伝えやすいのが特徴です。
また、掲載されるだけで「雑誌に載せられるちゃんとした店」という印象も与えられます。
簡単な説明文+写真の掲載であれば、1~3万円程度で掲載可能なことが多いです。
7. ラジオ広告・地域FM
「今どきラジオなんて聞いている人いるの?」と思う方もいるかもしれませんが、耳だけで聴けるラジオは、作業中や運転中などに根強い人気があります。
特に地域FMであれば特定エリアに絞って放送されるため、ターゲットに届きやすいです。
馴染みのあるパーソナリティが紹介することで、親近感と信頼感にも繋がります。
スポンサー枠やタイアップなど様々な形式がありますが、大手全国FMと比較しても安価な2~10万円程度で出稿可能です。
8. ポスティング広告
マンションや住宅街に直接チラシやクーポンを配布する手法です。
新聞折り込みとは異なり、新聞購読有無にかかわらず届けることができるのが特徴。
特にクーポンは「とりあえずとっておく」層が多く、冷蔵庫などに貼り付けたのを家族が見つけたり、料理する時間がないときに思い出して来店に繋がることがあります。
客足の少ない時間帯にアルバイトに配布してもらったり、ポスティング代行に依頼することも可能です。
9. 店舗内デジタルサイネージ
店頭や店内にモニターを設置し、メニューやキャンペーンを動画で表示する手法です。次回の予告でリピート促進、お得情報や期間限定情報で客単価アップなどの効果があります。
10. デリバリーサービス内の広告(Uber Eatsなど)
Uber Eatsや出前館といったデリバリーサービスなどに掲載する店舗情報が、特定の検索キーワード(ラーメン+地域名など)で上位表示されたり、おすすめ欄に表示されたりするようになります。
CPC(クリック課金型)が多いため、「表示されていないのに広告費だけがかかる」とううことも避けられます。
11. レストラン向けPRマッチングの活用
レストラン向けPRマッチングは、飲食店とインフルエンサーやブロガーをつなぐサービスです。
お店側は「こんな投稿をしてほしい」「このメニューを紹介してほしい」といった案件を出し、それに対して投稿者側が応募。条件が合えば、Instagramやブログ、X(旧Twitter)などでお店の紹介をしてくれます。
自分でインフルエンサーを探したり交渉したりする手間もなく、成果報酬制のものが多いため、コストパフォーマンスが高い広告手法です。
12. Webメディアへの記事掲載
一般的な広告よりも自然なPRができるのが、Webメディアへの記事掲載です。
インタビュー形式や企画の流れで紹介してもらうことで、広告っぽくない自然な形で情報を発信できます。
PR枠を募集しているメディアはもちろん、問い合わせフォームやSNSで編集者のアカウントに連絡したりしてみても良いでしょう。
広告を始める前に、飲食店が注意すべき5つのこと
1.広告の目的を明確にする
広告を出す前に、「広告のゴール・目的」を明確にすることが重要です。
たとえば、「新規顧客を増やしたいのかリピーターを増やしたいのか」、「近隣の住民に来店を促すのか県内での知名度を上げたいのか」などによって、選ぶべき媒体や訴求内容は大きく異なります。
目的があいまいなままでは、広告の効果も薄くなってしまいます。まずは「どんな人に、どんな行動をしてほしいのか」をはっきりさせましょう。
2.ターゲットを具体的に絞る
「地域の皆さまに広く知っていただきたい」という姿勢も大切ですが、広告ではあえて「誰に向けて発信するか」を絞ったほうが反応率が高くなります。
たとえば若者向けのお店ならSNS広告は有効そうですが、高齢者がメインターゲットのお店だとSNS広告はあまり効果がなさそうですよね。
年齢、性別、ライフスタイル、家族構成などを具体的にイメージした上で、その人に響く広告手法やデザイン、キャッチコピ―を選ぶようにしましょう。
3.効果を“なんとなく”で判断しない
「最近忙しいから広告が効いている気がする」という感覚的な判断では、次の施策に活かすことができません。
広告経由の来店数やクーポン使用率、SNSの反応数など、できる範囲で効果を可視化できる仕組みを整えましょう。
Googleアナリティクスや無料のQRコード生成サービスなども有効です。
4.無理に高額な広告から始めない
広告=費用をかけるほど効果が出る、というわけではありません。
特に飲食店の場合は、まず無料〜低予算の広告で反応を確認し、徐々に拡大していくのが安全です。
たとえば、GoogleビジネスプロフィールやSNS投稿、少額のInstagram広告などは、初期費用がかからず導入しやすい手法です。
5.広告だけで集客を完結させようとしない
広告はあくまで「来店のきっかけづくり」です。
その後に「また来たい」と思ってもらえるか「もう来ない」と思わせてしまうかは、店舗にかかっています。
特に「待たされた」という経験はお客様のストレス体験として強く残るため、混雑時でもお客様を待たせないオペレーション改善に勤めましょう。
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まとめ | 飲食店の広告は低予算からでOK
飲食店にとって、広告は新たなお客様との出会いをつくる重要な手段です。
しかし、初めて広告を出す際にいきなり高額なプランに手を出すのは、費用対効果の見通しが立たずリスクも大きくなります。
まずは、無料または低予算で始められる広告から一歩を踏み出すことが大切です。
Googleビジネスプロフィールの整備やグルメサイトへの無料掲載といった方法でも、きちんと運用すれば十分な集客効果が期待できます。
広告は「やるか、やらないか」ではなく、「どう始めて、どう育てていくか」が重要。
反応を見ながら内容や媒体を見直し、徐々に予算を拡大していくことで、ムリなく、ムダなく、お店に合った広告戦略を築いていくことができます。
また、せっかく来てくださったお客様を離さないための施策も必要。
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